Lism教育部〜学校ってどんなところ?
現在、LGBTに関する学習会を企画・運営している私たち。学校教育における当事者への支援と配慮を考えてみよう、ということで、ふたりなりに学びの楽しさを拡大中です。
教育学専攻、専門領域は特別支援教育・認知心理学。そんなmaaiがコーディネーターを、そのサポートを右腕RITZが務めております。
なぜ学校教育にこだわるのか。
人格形成の過渡期における発達支援を望む。
だからLism教育部は学校教育に重きを。
そして誰よりも教育の可能性を信じている。
誰よりも学びの楽しさを知っている。
子どもが変わればみらいが変わる。
そのためには教員養成が不可欠。
たったひとりに届きますように。
根底には当事者としてのこの感覚が。
目の前にいる子ども全員に届ける必要がある。
ベースラインには教員としてのこの感覚が。
子どもたちに届けること・先生たちに届けること、似ているようで非なるものを、持ち併せた感覚とともに実現する第一歩、いや第二歩目が【LGBT×教育】学習会です。
では、そんなLismのふたりは、学校にどんなイメージを持っているのでしょうか。
早速ふたりにインタビューしてみました!←
▼学校のイメージとは?
RITZ:遊ぶところ!
(うん、なんともRITZらしい自由な回答!)
maai:知識を披露するところ。
(うん、なんともmaaiらしい堅実な回答。)
▼好きな教科は?
RITZ:体育
(え、生物じゃないの?!顕微鏡好きだから、てっきり。←完全に固定概念ですね、反省。)
maai:全教科分け隔てなく
(ハイ、きた、教育エリート!笑)
▼学校行事といえば?
RITZ:球技大会
(さすがLismスポーツ部キャプテン!)
maai:運動会
(ハイ、揃ったー!私たちスポーツがだいすきなふたりが、最も目立てる輝ける行事!!!)
▼憧れだった先生の名前は?
RITZ:え、知らん。
(いやそこはさ、maai先生とか言っとこ?)
maai:カオリ先生
(今でもツーショット写真はタカラモノ。)
ハイ、どうでもイイ情報、ですよねー!笑
言いたいことはですね、私たち、学校キライじゃないよ?ということなんです。
多くのセクシャルマイノリティに関する先行研究において、LGBT当事者の半数はいじめにあった経験があると報告されています。多いものでは約8割という数字もあります。よって、不登校・登校拒否につながるケースも少なくない、といわれるわけです。
(先行研究はひとつの指標です故、それにはそれで意味があると理解しております。)
つまり、当事者のいじめ経験の有無でいうと、私たちふたりはマイノリティ。
だって、学校生活は楽しかった記憶ばかり。
(根本的にふたりがポジティブ思考であることもおそらく関与しておりますが)
閉鎖的な学校社会においては、オトナである教員さえも息苦しくなることがあるでしょう。ましてや感受性豊かな子どもであれば尚更。
ただね、すべての当事者がそうではないよ、ということなんです。少なくともRITZとmaaiは学校生活もなかなか楽しかったわけで。
つまり、LGBTだからこういう配慮・支援が必要なわけではなくて、一人ひとりに応じた配慮と支援を考える必要がある。
それを実践的に学ぶ場、それがLism教育部。
そして、楽しさを追求するふたりによる、
発想の転換と、本質を見抜く力をかけ算し、
今のカタチができあがりました。
次回の学びの時間は、
2017.10.20.19:00-21:00@SHIBUYA.
https://ameblo.jp/lism-r-m/entry-12315620118.html
ありのままに、そのままに。
Lism/maai