Lism -ビアンのふたりごと-

楽しさ、追求中。

第4回【LGBT × 教育】学習会

 

第4回学習会は、満席御礼!!!

不機嫌な空模様、更に平日開催にも関わらず、計30名の先生方が渋谷区某所に集結。

 

お待たせしました、次なる学びに向けて

情報共有のお時間を設けさせていただきます。

 

第4回 【LGBT × 教育】 学習会。

コーディネーターは引き続き私maaiが、サポートスタッフRITZとともに進行役を務めさせていただきました。今回は交通機関の遅延に合わせて、10分遅れでのスタートとなりました。

(その場合には終了時間が10分延長となりますので、以後ご了承ください。)

 

Lism教育部 本日のテーマも、

「教育機関におけるLGBT児への配慮と支援」

LGBTに関する話題提供(30分)

 学校教育におけるLGBT理解の現状

事例検討会(50分)

LGBTに関する話題提供(40分)

 パートナーシップ制度の現状と課題

第3回目より、講義形式とアクティブラーニングを融合した新しいカタチでの進行を導入しております。第4回目となる今回も、両者を取り入れるとともに、事例検討を中盤に配置することで、リラックスした雰囲気で後半の話題提供を開始することができました。

 

タイムキープの不手際で、当初予定していたフリートークの時間は設定できませんでしたが、時間に余裕をもった事例検討会のなかで様々な先生方と交流できたのではないでしょうか。

 

そして話題提供では、このふたりが再びタッグを組み情報発信させていただきました。

Teacher-Seiji研究界 期待の有望株)& Teacher-maai(Lism教育部コーディネーター)による、待望のコラボレーション

まだまだ若手の我々ですが、臨床報告・研究実践報告に於いて、最新の調査データは惜しみなく公開させていただいております。

当学習会は若手研究者さん大歓迎です

 

 

・学校教育におけるLGBT理解の現状

講師:maai(Lism教育部)

 

学校教員を対象とした先行研究をベースに据え、学校教育という位置づけのなかでLGBTがどう理解されているのか、教員の理解児童・生徒の理解ふたつの視点を報告致しました(maai調査,2017)。ご参加の先生方が持たれている仮説と、今回お示ししたデータが一致していることが重要なわけではございません。調査結果をどう考察するのか、それが研究の醍醐味です、ぜひ共に味わいましょう。

 

そしてLGBT特有のみえにくさ、外見だけでは一概に判断ができず、更に行動面から判断することも難しい。ではどう抽出されるのかといいますと、本人のカミングアウトより。LGBT性的指向性自認を指し示すことを考えると、当然ともいえる現状ですね。

しかしながら、カミングアウトのハードルの高さ故、不適応・いじめや不登校などの二次障害から問題が顕在化するパターンが大半です。(特に不適応状態になるまで介入をしないケースは後を絶ちません)副次的な障害を誘発する前に我々教員にできることを考えましょう。

 

講師maaiからは、【LGBTだから】ではなく、ひとりひとりの子ども自身と向き合う必要性を説かせていただきました。

 

 

・パートナーシップ制度の現状と課題

講師:Seiji(大学院 教育学研究科)

 

今回は制度の内容ではなく(制度や手続きについては各自治体のホームページでご確認ください)、制度施行の現状と課題について、札幌市及び那覇市でのインタビュー調査を基に、制度導入までの経緯・リアリティある反対運動の声・制度利用者の実態(どこよりも最新情報を公開)をご報告していただきました。

 

県外から転入しにくい本州から距離のある二都市で敢えて調査を取るその姿勢に、アグレッシブな研究者魂を感じますね。

 

さらに”条例””要網”の違いを、制度の仕組みではなく、なぜ法的拘束力をもたない”要網”をわざわざ選択するのか、という視点で展開していく流れはまさに圧巻でした。

 

『パートナーシップ制度』があることと、その制度を利用することは全く持って別次元の話です。制度利用によって、どういった恩恵が受けられるのか、その情報が明確になることで需要が高まるのではないでしょうか。ショッピングと同じ原理です、例えば、買い物をする際に私たちが購入するのは商品ではなく、商品からもたらされる便利さであったり必要性ですよね。どうせならばお得なものを購入したい。当事者にとって必要な情報とはなにか、当事者が求めているものはなにか、そこに目を向けるということは、教育においても不可欠な要素です。

 

とはいえ、

度化自体にも十分意味はあるわけで。

 

最後にご紹介いただいた、台湾の教育の実態がなによりのヒントだったのではないでしょうか。法制度化されるということは、国民に知る必要性が生じます。国民が知る必要があるということは、学校教育で導入されるということにダイレクトにつながるわけです。だからこそ、学校教育とは一見無縁の「パートナーシップ制度」をテーマとして取り扱ってみました。

 

学びの楽しさを、あなたにも。

 

 

・事例検討会

~ケースフォーミュレーション~

講師:maai(Lism教育部)

 

今後も学習会の主軸となりそうな、ケースフォーミュレーションを用いた事例検討会。多職種の先生方が集まっているからこそ対話が生まれる、その手続きの過程を楽しむことが、教育のみらいにつながることに期待して。

 

教育の可能性を誰よりも信じているからこそ。

 

ケース①:

ネガティブ感情をもつ大学生への対応

今回の事例検討会は、5テーブルに分かれてのグループワーク。もちろんワークへの参加は自由です。若手の活躍が目立つLism教育部、誰もが自由にセッションできる、そんな学びの場となっております。また、ケース会の手続きを熟知している我々現場の教員よりも、議論の深まる発言を繰り出すのは実は若手さんたち。現実主義と理想主義が肩を並べる空間、なかなか居心地がイイものです。

 

ケース②:

小学校におけるトイレ使用への対応

とはいえ、Lism教育部、理想論を述べたいわけではございません。自分たちが抱く「こんなのがあったらいいな、こんなのがあったらよかったな」をカタチにするため、明日から実践できることを考える。ケースについて背景要因を考えることも重要ですが、学校教育の最前線においては常に対応力が求められます。対応力を養うために、児童・生徒への具体的な支援と配慮を考えることに我々は重きを置いております。

 

【状態像にとらわれないこと】

みえないものは、ココロの目でみればいい。

 

 

 ・正しい理解が必要なのは教員なのか

 

配慮すべきは当事者ではないのではないか

 

 

教育は楽しさで溢れていると感じる瞬間に。

まだまだ学びは深まるばかり。

ポジティブマイノリティの私たち、自由度の高い学びの場があればいいな、それをカタチにしてみたのがこの【LGBT×教育】学習会です。

 

学びのきっかけのひとつにご活用ください。

 

尚、当学習会では、”先生”という呼称を用いておりますが、学校の先生だけでなく、教職を目指す学生さん、子どもにつながる多職種の方々、ご自身と向き合いたい当事者さんまで、様々な方が受講中です。

 

発達支援に携わるすべての方、学びの楽しさを知りたい方、Lism教育部では、ともに学びを深め合える仲間を随時募集しております。

(11月はLGBTAオールセッションを予定)

https://ameblo.jp/lism-r-m/entry-12321784541.html

 

本日の学びが発達支援の一助となりますよう。

子どもの健やかな発達のために。

Lism/maai