Lism -ビアンのふたりごと-

楽しさ、追求中。

LGBTについて学ぼう~偏見はどうして生まれるの。

 
学びの秋4日目は、
偏見はどうして生まれるの。
昨日の延長線上に生じるであろう疑問に、Lism教育部も少しだけ迫ってみようと思います。
 
その前に、よくmaaiが口にしている「ステレオタイプ」について、とりあげてみましょうか。
 
 
ステレオタイプ】とは、
エビデンスのない固定概念のこと。
つまり、科学的根拠に基づかない・裏づけのない固定化された思想や概念のことです。
先入観といえば分かりやすいでしょうか)
 
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例えば、
・女性らしさはやわらかさ。
 
・神経質なA型。
・気分屋さんのB型。
・大雑把なO型。
・二重人格のAB型。
 
・教員は子どもが好き。
 
・先生が言ったことは正しい。
 
(いま頷いた人、それがステレオタイプ。)
 
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果たして、本当でしょうか?(いざ実践!)

・女性らしさはやわらかさ。
(やわらかさを持ち併せた人が全員女性らしいとは限らないわけで。それに、気が強いほうが女性らしくみえてしまうというトラップに嵌まる、RITZとmaaiもいますしね。)
 
・神経質なA型。
・気分屋さんのB型。
・大雑把なO型。
・二重人格のAB型。
(それは血液型の問題なのでしょうか。キレイ好きな人、マイペースな人、おおらかな人、合理的な人、それって個性ですよね。)
 
・教員は子どもが好き。
(まさか、そんなわけありません、キッパリ。子どもが大好きな先生もいれば、苦手な先生もいるのは当たり前、先生である前にひとりのヒトですから。)
 
・先生が言ったことは正しい。

(まさか、そんなわけもありません、キッパリ。むしろ教科書に記述されていることがすべて正しいとも限りません、批判的思考力は物事の本質を見抜くためにも必要なチカラです。)

 

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一般化された先入観

これがステレオタイプ。

 

もう少し実践してみましょうか。

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・爽やかRITZ

・知的でハイセンスなmaai

(ココで頷いたLismブロガーさんおめでとう、それがステレオタイプの一端。)

 

ヒトリゴト入隊後に筋肉痛を引き起こすのが爽やかだろうか。知的なのは専門領域に限るし、ハイセンスなのは編集力に長けるだけ。

 

つまり、maaiが刷り込みのように口にしてきたキャッチコピーが一般化されたにすぎないわけですよ。(しかしながら、ふたりはそれを信じている、ココがポイント。)

 

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あとはですね、

・RITZ「うーん、大丈夫だよ!」

・maai(RITZがそう言うなら大丈夫だな。)

 

おい、maaiよ。

その「大丈夫」に根拠はあるのですか?

そう、これもある意味でステレオタイプ。

 

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世の中にあふれる先入観たち。

そこには、多くの危険性が隠れています。

 

一般化されたコトバは、極度に単純化され本来の特性や性質を無視して独り歩きをはじめます。さらに、誤った認識が付加されることによって、偏見や差別が生じるのです。

(やっと今日の本題に辿り着きましたね。)

 

学びの延長線上ということで、オネエタレントさんを例にご説明してみましょうか。

 

LGBTとはなにかを知らない子どもが、オネエタレントさんをテレビで観ることによって、「オネエ」という言葉を知る。

 

「オネエってゲイなんだって」「ゲイってホモのことでしょ」「それ最近、LGBTって言うらしいよ」「同性愛ってダメなんだよね」「死刑になる国もあるらしいよ」「うちのお母さんが絶対ダメだって言ってたよ」そんな会話が子どもたちのあいだで飛び交う可能性があります。もしかしたら子どもは、【LGBTってダメなんだ】と思い込むかもしれません。

 

さらに、テレビで観たオネエタレントさんと似た装いをした人を見たときに、「あ、LGBTの人だ。ダメだから見ないようにしよう。」そんな思考過程を辿るかもしれません。

 

これが先入観の危険性

 

maaiも以前、教員研修の課題のひとつで意見を述べさせていただきました。
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注意しなければならないこと、
子どもたちがはじめて出逢うLGBT当事者が、LGBTのスタンダードになるということ。
 
オネエ系ではないゲイの方もたくさんいます。ゲイだけがLGBTではありません。そしてなにより、LGBTはダメなことではない。偏見は、誤学習から生じるモノです。
 
そして教員研修や児童・生徒を対象とした講演会では、LGBTスタンダードがその講演者に成り得る。風貌はもちろん、その思考さえも。
 
だからこそ大切なのは、
当事者自身がステレオタイプを助長する危険性をきちんと認識しているかどうか。そして、受け手の情報リテラシー、となるわけです。(学びがつながる瞬間というのはこういうこと)
 
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しかしながらステレオタイプで捉えることによって、判断スピードは格段にアップします。

 

例えば、

うちのかたわれさ、友だちが多いのに着飾らないんだよね、いつも服がオシャレだし、さりげない気配り上手だし、歌声イケタチさんで、話し上手で聞き上手、なのにそれを鼻にかけたりしないのよね。」そんなエピソードを長々と説明しなくても、うちのかたわれさ、爽やかなんだよね。」これだけで、聞き手は爽やかとは何かを連想し瞬時に察してくれるはずです。

 

また、スピードを出した車が現れたときに我々が瞬時にブレーキをかけるのも、道路の幅、信号の有無、切り替わりのタイミング、対向車の数と歩行者の数、天候と道路コンディション、スピードを出した車の情報、こういった膨大な情報を処理したわけではありません。ブレーキをかける前に「スピード違反で事故になる」というステレオタイプを活用したわけです。

 

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リスクを知ったうえでなお爽やかRITZと知的でハイセンスなmaaiは、このキャッチフレーズを大切にあたためていきたいと思います。

私たちには選択の自由がある。
学びはますます、深まるばかり。
Lism教育部/maai