Lism -RITZとmaaiのふたりごと-

楽しさ、追求中。

LGBT×教育=第6回学習会

 

渋谷区某所にて毎月第3金曜日に開催してきましたLGBT×教育】学習会。年内最後の学びの時間は、計21名の先生方とともに。

 

それでは次なる学びに向けて

今回も情報共有のお時間にいたしましょう!

 

第6回 【LGBT × 教育】 学習会。

コーディネーターは今回も、私maaiが務めさせていただきました。そしてヘルプスタッフには、安定のLゼミのおふたりを招集!

 

Lism教育部 年内LASTテーマも、

「教育機関におけるLGBT児への配慮と支援」

LGBT*10分講座(10分)

事例検討会(70分)

〜ケースフォーミュレーションを導入〜

LGBTAIQ交流会(40分)

回を重ねる毎に、学習形態も成長中です。

アクティブラーニング

講義形式

講義形式とアクティブラーニングの融合

LGBTAオールセッション

 

そして今回は、

LGBTAIQ交流会

学びの場は同時に交流の場にもなり得る。

そんなふたりの想いを込めて。

 

学びのスタートはこちら、

まずは、事例に迫るまでの道しるべを。

・LGBTAIQ*10分講座

講師:maai(Lism教育部)

 

これはLism教育部からの挑戦状

一般的なLGBT講義のような定義や用語の説明を全カットすることによって、本当に必要な情報だけを短時間で共有する。

もちろん基礎知識についての参考資料はお配りしますが、たったの10分間をムダにするつもりは全くございませんので、全カットです!

(この潔さがこの10分講座の魅力のひとつ!)

 

ポイントは知識と知識の接続。どうせならば、活用できる学びをお持ち帰りくださいませ。

私たち教育関係者に最も必要な情報とは、学校教育におけるセクシャルマイノリティ理解の現状ではないでしょうか。さすれば自ずと課題が抽出される所以。いまを知ることは、教育の基本中の基本。いや、すべての基礎ですね。何故なのか、常に探究心とともに思考し続ける教員をLGBTを通して要請する、それもLism教育部のひとつの使命なのかもしれません。

 

そこで、先行研究と調査データを時間が許す限り共有し続ける、ここから秒単位の世界です。

 

教員の知識不足それは何故なのか)

教員養成課程の不整備(それは何故なのか)

そう、いつだって探究心と共に本質に迫ろう。

教員養成課程における理想と現実のギャップを数値で示した後には、課題抽出のモデリング

 

インプットする先生方も、アウトプットする我々も、本気で挑む10分間。そこに凝縮された我々のアツイ想い。今後、さらに味わい深くなること間違いなしの講座になりそうですね。

 

 

・事例検討会

~ケースフォーミュレーション~

講師:maai(Lism教育部)

 

学習会の主軸ともいえるケース会。多職種の先生方が同時に集まるからこそ多角的アプローチが可能となる。そして限られた情報から支援と配慮への道筋を辿る。その手続きの過程を楽しむことが、きっと明日の誰かのためになる。

 

教育の可能性を誰よりも信じているからこそ。

 

ケース①:

小学校における女の子らしさへの対応

グループワークへの参加は自由です。聴き役に徹することもまた、ひとつの選択肢。参加することが重要なわけではなく、多様な考え方に触れること、その思考たちを存分に味わうこと、そこにこそ、意味があるのです。

 

ケース②:

中学校における更衣室利用への対応

グループ毎に特色が出るのもまた、楽しみのひとつ。ケースについて、詳細な情報を収集しようと試みたり、背景要因を探り始めたり、典型的な学校社会の流れに準拠していく過程のなかで活躍するのが、フレッシュな若手さんたち。意図せず発するふとした一言が、ケースを味わい深く変身させていく。現実主義と理想主義が肩を並べる空間は学校ではなかなか味わえないでしょう。だからこそ、もっと肩の力を抜いて、楽しんでみてください、対話を。

 

ケース③:

高等学校における自認への対応

Lism教育部が問うのはいつだって、児童・生徒への具体的な支援と配慮。そこに至るまでの寄り道ならば、いくらでも時間を費やして欲しい。思考を楽しんだ時間の分だけ、答え合わせをした数だけ、対応力が養われていくから。教育が誰のために存在するのか、それさえ見失わなければ、辿り着く先には笑顔だけ、きっと。

 

「あったらいいな、あったらよかったな」

それを、ひとつずつカタチにするために。

 

・LGBTAIQ交流会

もちろん遊び心も忘れないのがLism教育部。

言語を用いない美しさを示すための席替えと、年代/別・興味関心/別のテーマトークからスタート。フリートークまで、自然と発展していく先生方の安定っぷりに、後半はコーディネーター不要の展開となりました。

 

正しい理解が必要なのは教員なのか

 

配慮すべきは当事者ではないのではないか

 

行きつく先は、いつもこの2つの問い。

限られた時間のなかで、より学びの楽しさが深まりますよう、まだまだ私たちの挑戦は続く。

学びのきっかけのひとつに、どうぞご活用を。

 

発達支援に携わるすべての方、学びの楽しさを知りたい方、Lism教育部では、ともに学びを深め合える仲間を随時募集しております。

https://ameblo.jp/lism-r-m/entry-12340338347.html

 

本日の学びが発達支援の一助となりますよう。

学びはいつだって、楽しさそのものだから。

Lism/maai